CAD製図基準 平成28年3月

国土交通省の「CAD製図基準」が平成28年3月に改定版が発行。
http://www.cals-ed.go.jp/mg/wp-content/uploads/cad6.pdf CAD製図基準
平成28年3月から(案)が消えました。

電子納品要領等改定の主なポイント

  1. i-Construction に係る電子データの納品(ICON フォルダの追加)
  2. <土木>
    i-Construction の展開に伴う ICT 技術の全面的な活用に対応した測量・設計・施工・出 来形管理等のデータを格納するためのデータフォルダ「ICON」を追加しました。格納する データ、フォルダ構成等については関連要領等に従い作成してください。
  3. 拡張子が4文字のファイルへの対応
  4. <土木・電通・機械共通>
    ワープロソフト等で保存するファイルは、拡張子が 4 文字となるものが普及している状 況を踏まえて、報告書のオリジナルファイル等、データを作成したソフトウエア独自の形 式で格納するファイルの命名規則を、ファイル名 8 文字、拡張子 4 文字以内、区切り文字 の“.”と合わせファイル名全体で 13 文字以内としました。 これに伴い、CD-R の論理フォーマットを ISO9660(レベル 1)から Joliet としました。
  5. 圧縮図面ファイルへの対応
  6. <土木・電通・機械共通>
    SXF(P21)形式の図面ファイル(SAF ファイルやラスタファイルが添付される場合はそれら を含む)を ZIP 方式により圧縮し、拡張子を「P2Z」とした SXF の圧縮形式を追加しました。
  7. 測地系 JGD2011 への対応
  8. <土木・電通・機械共通>
    測地系の区分に JGD2011 を追加しました。
  9. 発注用レイヤの追加
  10. <土木・電通・機械共通>
    CAD 製図基準(土木・電通・機械)で規定されるレイヤ一覧に、発注図の作成において指 示事項・注記・旗上げ・ハッチング等を作図するための、全工種・全図面種類共通で使用 可能な「発注用レイヤ:C-ORD,C-ORD--XXXX(XXXX は日本語を含む任意)」を追加しました。 (工事完成図作成の際には発注用レイヤの図形要素は削除するか、規定のレイヤに移動し て残さないでください。)
  11. 電子媒体の規定を変更
  12. <土木・電通・機械共通>
    使用する電子媒体は CD-Rを標準とし、DVD-Rは協議のうえ使用可としていましたが、DVD-R も標準使用可とし、協議することなく使用可としました。データ容量により、適宜 CD-R、 DVD-R を選択してください。 また、土木については、i-Construction に係るデータは容量が大きくなることが想定さ れるため、納品媒体として、協議のうえ BD-R(Blu-ray Disk Recordable)を使用可としまし た。
  13. 電子媒体ケースの背表紙表記の規定を廃止
  14. <土木・電通・機械共通>
    納品する電子媒体を収納するケースの背表紙に、業務名/工事名・作成年月を明記する規 定を廃止しました。
  15. デジタル写真の画素数
  16. <デジタル写真管理情報基準>
    写真管理基準(案)と整合をとり、デジタル写真の有効画素数を 100~300 万画素程度とし ました。
  17. 引用参照している情報の更新
  18. <土木・電通・機械共通>
    策定時点から、引用参照している情報を更新しました。主に以下の項目の時点修正を行 っています。
    ・地図閲覧サービスの地理院地図への移行
    ・発注機関コード、住所コード、業務キーワード、業務分野コード
    ・参照 URL
    ・SXF ブラウザ提供終了に伴う SXF ビューア等の使用