分数表記、交差表記などのスタック文字

Autocadでの分数、交差表記例 上のような「分数」や「交差」表現はAutoCadでは「スタック」と呼ばれ、マルチテキストで表現できる。
  1. マルチテキストエディッタを開く。
  2. スタック表記したい文字を半角で入力。例)x+y/z
  3. スタック表記したい文字列を選択してハイライト表示させる。
  4. マルチテキストエディッタのツールバーにあるスタック[a/b]をクリックする。または、右クリックしてメニュー欄から「スタック」を選択。 (スタック[a/b]をクリックする場合) 右クリックしてメニュー欄から「スタック」を選択する(右クリックしてメニュー欄から「スタック」を選択する場合)
  5. ハイライト表示した文字列が分数表記になる。

スタック文字入力例

スタック文字には「スラッシュ」「シャープ」「カレット」を使用する。「100+5^-5」の場合「+5^-5」の部分のみを選択する

スタックの外観を変更したり、自動スタック設定にするには

AutoCAD 2015以降 / LT 2015以降
マルチテキストエディッタでスタック文字を選択すると、スタックアイコンが表示されます。ここでは分数表記の斜線/水平線を切り替えたり、スタックを解除したりすることができます。 「スタックのプロパティ」は、スタイルやスタックの文字サイズを変更することができます。 また、自動スタックの設定もすることができます。スタック文字のサイズは既定では70%となっています。 「スタックのプロパティ」は「文字」「外観」「自動スタック」などの設定ができる

SXF変換する図面には使わない

スタック文字を使用した図面をSXF形式に変換するとスタック文字が解除されてしまう。使う場合は、SXF形式に変換する前に分解して文字と線分にわける必要がある。