区分 | 記号 | 比率 | 寸法㎜ | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
文字の高さ | h | (10/10)h | 1.8 | 2.5 | 3.5 | 5 | 7 | 10 | 14 | 20 |
小文字の高さ | c1 | (7/10)h | 1.26 | 1.75 | 2.5 | 3.5 | 5 | 7 | 10 | 14 |
小文字の尾部 | c2 | (3/10)h | 0.54 | 0.75 | 1.05 | 1.5 | 2.1 | 3 | 4.2 | 6 |
小文字の柄部 | c3 | (3/10)h | 0.54 | 0.75 | 1.05 | 1.5 | 2.1 | 3 | 4.2 | 6 |
ダイヤクリティカルマークの領域 | f | (4/10)h | 0.72 | 1.0 | 1.4 | 2 | 2.8 | 4 | 5.6 | 8 |
文字枠の上下面と文字との隙間 | b4 | (1/10)h | 0.18 | 0.2 | 0.35 | 0.5 | 0.7 | 1 | 1.4 | 2 |
CAD製図基準に関する運用ガイドラインでは「MS ゴシック」「MS 明朝」を推奨しています。 AutoCADでは「MS ゴシック」「MS 明朝」は、次のように表示されます。英字や数字はJIS規格のhと同じ高さで表示されます。 日本語は文字高hの領域から少しはみ出す形で表示されます。幅も考えると「MS ゴシック」の方がJIS規格に近いように感じます。
これをSXFに書き出してみると、下の様に文字サイズが全体的に小さくなってJIS規格で定められている文字高さで表示されません。 本来見た目の文字高さを文字高さとすべきですが、 SXFは、「見た目の文字高さ+文字上下の余白」を文字高さ情報としているため小さく表示されます。
文字幅も小さくなるので、図面の文字配置が崩れ見た目も悪くなります。見た目の文字高さをAutoCADの文字高さに合わせて変換することもできますが、この場合はソフトのチェック機能でエラーとなり、 JIS規格に準じた文字高で図面を作成しても、エラーと判断されるという矛盾が生じます。
ただ、国土交通省からダウンロードできる「電子納品チェックシステム」は文字高をチェックしませんし、電子納品に関する要領・基準 Q&Aでは、